ミサイルが400発とんだ日、僕はイスラエルにいた

イスラエルへスタートアップやサイバーセキュリティの取材に行ってきました。

ニュースサイトFNN.jpプライムオンラインにコラムをいくつか書いてます。

イスラエル連載2本目、一緒に回っていたベテラン記者の方が、最近テレビでボーっと生きてんじゃねえよ！って言ってるけど、この国はボーっと生きられないんだね。とつぶやいた言葉がずっと頭に残っていて、ややコラム風味にまとめてみました。https://t.co/EkAxhPspBj

— terakio (@terakio) December 6, 2018

初めてのイスラエル訪問、感想を一言にまとめると「ボーッと生きてんじゃねえよ！の精神」

ネットの最先端は、もともと興味のある領域で、とても楽しい取材だったのですが、なんと滞在中にガザ地区からイスラエルにミサイル400発が発射され、アイアンドームと呼ばれる迎撃システムが発動するという出来事が。

国際政治はまったくの門外漢ですが、なんだか価値観が揺さぶられるような複雑な感情を抱いて帰国したのでした。

運転手さんが、昨晩は子供を連れてシェルターに避難したと。無事を確認して帰宅しても、結局こういう日は朝まで眠れない。その話を聞いて、自分の想像力はなんて乏しいのだとガツンと打たれた気持ちになった。

世の中には「このままでいいわけないでしょ」という状況がいくつもある。自分事でなければ、関わらなくていいのだろうか？　複雑な感情とはそのような類のことなのだけど、以降、よく考えるようになった。