もう一度”10万円”が支給されるとしたら全員一律が良い? 経済学者が人々の「内心」を探る
8月6日に開催したオンラインイベント「内心をこっそり教えてください – 被災と補償 -」のリポート記事
Q&Aコーナーで司会進行をしていた自分自身が坂井先生に質問した事をメモとして残しておこう。YouTubeのアーカイブ動画にも残っていないので。
(正確では無いメモ)
ーー普遍主義の議論は今どんな状況なのか?
日本では2017年に当時民進党の代表だった前原誠司さんが「All for All」というスローガンを掲げた。
普遍主義を言い続けていた経済学者の井出英策さんがブレイン。
希望の党の一連の出来事もあり、うまく行かなかった。
ーー普遍主義の良い点は?
普遍主義の性能面として、スティグマを与えない、というのがある。生活保護をもらう時に、恥ずかしい気持ちになる、といった事。
社会観にもよる。社会というのは何を目的にしているのか?ルソーの社会契約論を読むと面白いですよ。万人が共通に必要なモノを支え、与えるという社会観。条件は関係ない。無条件に社会が提供する。社会から得られる。