2018年4月2日にローンチしたニュースサイト「FNN.jpプライムオンライン」、立ち上げメンバーとしてプロジェクトに参画しました。
テレビ局がオンラインメディアに取り組む時、今はまだ「まず当たり前の事をやろう」というフェーズにいるようにも思います。
日本人は現在インターネットでどのようにニュースに触れるているか。そこから逆算してやるべきことを考えて。
もともと自分たちが持っているリソースは何なのかを見直し。
今できること、やるべきこと、当たり前の事をやる。
ただ、ニュース、報道、ジャーナリズムとインターネットの掛け合わせには、この先があるような直感があり。
インターネットメディアは既に、情報を得るだけでなく、自分の意思を表明できる機能があって、情報を媒介にして、ユーザーが参加し、世の中の仕組みが動いていく、そういう時代に原理的には20年以上前から突入している。
民主主義という発想によるシステムを本当にワークさせたいのであれば、ネットの利用はまだ始まってさえいない。
まずは見える化。その後に、見える化された情報とネットワークの参加者が相互作用をもたらすようなサービス(それは広義に政治参加と言えるかもしれない)へと発展していくのか。50年~100年もしくはそれ以上の時間軸の話として。
そう考えると、デジタルニュースメディアの運営とはすなわち政治である、なんて言ってみちゃったりとかして、まあ、心のなかで何を考えるのも自由な訳ですが。
いずれにせよ、既にある概念の中で仕事をするよりも、今は枠組み自体が存在していない事を考えたり取り組むことに興味があり、そのようなカテゴリの一つなのではと直感しつつ担当しているデジタルニュース事業なのでした。